トイプードルってとってもカワイイですよね♪
自分がご飯やおやつを食べている時に、まるで「ちょーだい♡」と言いたげなかわいい顔でちょこんと隣に座られると、ついつい「1つだけだよ〜」「これで終わりだからね〜」とあげたくなってしまいます。
でも、飼い主がフードやおやつを与えすぎて、肥満になってしまうのは考えもの。
実際、肥満が原因で病気になってしまうことは、人間と同じように犬でも多くなってきているということも言われています。
こちらのページでは、トイプードルのダイエットの基本・おすすめのダイエット法について解説します!
もくじ
トイプードルの肥満は、食べ過ぎが原因のことが多い
トイプードルが太るきっかけになる時というのは、環境を変えた時が多いようです。
例えば、ペットホテルや、知人に預けた時。
お友達ワンコの家族は、年に1回旅行に行く時に、
トイプーちゃんをペットホテルに預けています。
大体1週間~10日間預けるのですが、お迎えで抱っこをした時に
「あれ?太った?」と感じる事が多いようです。
理由は簡単で、ペットホテルに預ける際に、いつものごはんセットを一緒に渡すのですが、
食べなかった時に困ると思って、おやつや好きなものを多めに入れているからだそうです。
「食べなかったらかわいそう」という気持ちからなのだそうですが・・・
そして、毎回おやつだけは空っぽになって帰ってきます^^;
我が家も同じで・・・
我が家のくーはとってもビビリで、ペットホテルに預けるとげっそりして帰ってくるので、
うちの場合は、ペットホテルではなく実家に預けることが多いです。
そのため、じいじ・ばぁばにかわいがってもらっているので、
とっても安心して任せているのですが、だいたい贅沢病を発症して戻ってきます(笑)
やはりご飯を一緒に持たせているのですが、
「くーちゃんそのご飯食べなかったよ〜」と言って、
普段食べさせてない贅沢ウェットフードを食べているようなのです。。。
「食べなかったら、食べなくてもいいから」と言っても、
「食べないからかわいそうだと思って・・・・」と、
やっぱりくーが大好きなばぁばは、甘やかしてしまいます。
ですが、トイプードルがブクブクと太ってしまうのは、よくないことです。
先ほど書いたように病気のリスクが高まります。
適正体重を保てるように、
「ヤバイかも?」と思ったらダイエットを考えましょう!
ダイエットの基本はフードの適正量を守ること
まずはダイエットの基本的なことを考えていきましょう。
ダイエットの基本は、フードやおやつの適正量をきちんと守ることです。
犬はたくさんの量を食べればそれだけ、胃袋も大きくなり、
そして段々大食になってしまいます。
つまり飼い主さんの管理次第で、肥満傾向になってしまうそうです。
ちなみに見落としがちなのは、
食べ物の量というのは、フードだけではなく、おやつを含めた全量です。
トイレが上手に出来た時、お留守番をしていた時、
「ごほうびだよ♪」
と、ついついおやつを多めにあげてしまうことはありませんか?
うちの場合は、私や子供がおやつを食べていると、
欲しそうにじーっと見ているので、ついつい
「くーもおやつの時間にする?」とおやつタイムをしてしまうことが多いです。
(もちろん犬用のおやつをあげていますが・・・)
おやつは、1粒は大したことがなくても、
知らず知らずのうちに少量でも結構なカロリーを取ってしまう落とし穴です。
そして、パパがあげて、知らずにママもあげて・・・ということもよくあります。
ご飯やおやつをあげる時は、家族で声をかけあったりして、
あげすぎには注意しましょう!
急にフードの量を減らすのはやめて!
ところで、「ダイエットしなくちゃ!」と思って、
急にフードの量を減らす事は絶対にやめましょう。
私たち人間も同じですが、ダイエットは日々の積み重ねが大切です。
今までいっぱい食べてきた子にとって、”急に減らす”ということは、
トイプードルにストレスを与えることになってしまいかねません。
飼い主の都合でたくさんあげていて、太ったから急に減らすだなんて、
本人からしてみたらいい迷惑ですよね・・・
ストレスを感じにくいダイエット方法のすすめ
食べる回数を増やす
いきなり意外な方法ですが、
まずは、1日に食べる全量は変えずに、食べる回数を増やしてみましょう。
といっても、今まで食べていた量が適正量だった場合の方法です。
食べ過ぎの子の場合は、すぐに適正量に戻しましょう。
うちのくーの場合、カナガンを1回30g×2回食べています。
つまり、1日あたり60gですね。
それを、1回20g×3回(朝昼晩)にするという方法です。
この方法だと、1回に食べる量は少ないので、
最初は満腹感を得られないかもしれませんが、だんだん胃袋が小さくなっていきます。
主原料の変更をする!
次にストレスを感じにくいダイエット方法を考えていきたいと思います。
現在ドックフードは、様々な物が販売され工夫を施した物が多いです。
そこで、ダイエットの方法としてメジャーなのが、主原料を変える方法です。
例えば、「牛」などの脂質が多い主原料から、ヘルシーな「チキン」に変更という方法。
主原料を変更するだけで、
同じ量を食べていても、カロリーを減らすことができます。
ドッグフードの形状を変更する!
次に、ドックフードの形状が工夫されているものを食べさせてみるという方法です。
満腹感を得るように、わざと粒を大きくしていたり、
わざと歯ごたえがあるものだったり、工夫されたドッグフードもあります。
たくさん噛むことで、少量でも満腹を得る事ができますので、
トイプードル本人も、無理なく食べる量を減らす事ができる方法です。
ヘルシーな他の材料で、かさ増ししてごまかす
ドックフードに、カロリーの低い野菜などをプラスして、
かさ増しする方法もあります。
トイプードルは賢いので、慣れたフード以外食べない時や、
好みじゃないと食べなかったり、食べることに関して心配もあるかと思います。
そんな場合におすすめしたいのが、野菜などを使ったかさ増し作戦です。
茹でたキャベツや、茹でたブロッコリーは、
満腹感が得られる野菜としてよいでしょう。
しかし、たまねぎ等犬が食べると体調を崩す野菜があるので、あげる際には注意が必要です。
参考:【要注意】最悪死ぬ? トイプードルが食べてはいけないものはズバリこれだ!
【厳重注意】え! 知らずにあげてた!! 犬が食べてはいけない果物(くだもの)一覧
運動を多めに取り入れる
トイプードルは小型犬ですので、室内で飼っている方がほとんどだと思います。
今は犬を飼えるマンションも増えてきているので、
マンション暮らしのトイプードルも多いことでしょう。
大型犬と違っておうちの中でもトイレは出来ますので、
飼い主の都合やお天気の都合で、お散歩をお休みしたり留守番が多くなったりと、
結構運動不足になりがちです。
ですので、ダイエットの為に単にカロリー制限をするのではなく、
たまには広い公園で、一緒に走ってみたり、
フリスビーやボールを投げて走らせたりと、
運動量を増やすということも、とても良い方法です。
ドッグランで思いっきり走り回ったり、
広い公園を散歩することは、気分転換になりますし、
ワンちゃんも飼い主も両方とも気持ちいいですよ(*´∀`*)ノ。+゜*
ダイエット記録をつける
最初はちょっと面倒くさいかもしれませんが、
ダイエット日記をつけるのもよい方法です。
ドッグフードをどれくらい食べたか、
トッピングは何にしたか、
うんちは出ているかなど、
記録をつけていくと、見えてくるものが必ずあります。
今はスマホで、歩数計のアプリもありますので、
私はお散歩の時にスマホをポケットに入れて、
どれくらい歩いたかを確認しています。
(人間の歩数になりますが、それでもOKとしましょう!)
トイプードルをダイエットさせているつもりが、
一緒にウォーキングすることで、飼い主もいつの間にかダイエットになり、
健康的になったら素敵なことですよね☆
急なダイエットは、トイプードルにとっても飼い主にとっても負担になりますので、
ゆっくり少しずつ適正体重にしていきましょう!