「うちの子、体かゆがっているんだけど・・・」
「ひっかきすぎて皮膚が赤くなってきちゃった・・・」
トイプードルが、かゆがる様子を見つけた時には、
「うちの子、何かのアレルギーなのかな?」
と心配になりますね・・・・(; ̄ー ̄川 アセアセ
実は、犬にも人間と同じように、アレルギーはあります!
アレルギーの原因は、シャンプーだったり、ノミやダニだったり、
ハウスダストだったり、食べ物だったり・・・様々な理由が考えられます。
そうそう!雑誌で読んだのですが、花粉症の犬もいるんだそうですよ!
そしてそれらの原因が1つではなく、いくつか複合していることもあります。
ご近所にいるパグちゃんも、アレルギーには悩まされていました。
パグちゃんの場合は、動物病院で検査をし、牛肉とトウモロコシのアレルギーでした。
その為、ドッグフードをチキンベースのドッグフードに変更したことで、
落ち着いてきているようです。
「 アレルギーかな?」と思ったら検査するべき?
私の両親世代(70歳前後)がワンちゃんを飼っていた昭和時代は、
犬のご飯は人間の残り物でした。
なのでドッグフードが主流になった現在でも、
「犬なんだから、何でも食べるだろ」と思っている飼い主さんは、います。
そんな人達からみると、
犬にアレルギーがあることや、お肉が食べられないワンちゃんを見て、
「犬なのに、お肉が食べられないなんて・・・」
と、信じられないことのように思えるかもしれません。
でも実際は、昔に比べてそういうワンちゃんが多くなってきています。
そしてそのアレルギーを引き起こしてしまった原因というのは、実に様々です。
なので、「もしかしてうちの子、アレルギーかな?」と思ったら、
動物病院で検査をして原因を突き止め、
アレルゲンを避けてドッグフードを選ぶという方法も1つの方法です。
ですが・・・・
犬が皮膚アレルギーを起こしやすいもの
シャンプー・リンスは、念入りに洗い流そう!
実際に犬が痒がる原因としては、
ドッグフードやシャンプー、それからノミ・ダニが原因となることが多いように思います。
シャンプーは出来るだけ低刺激のものを選びましょう。
特にひっかきすぎて皮膚が赤くなってしまっているような子は、
刺激の強いシャンプーだと、皮膚にしみて痛いです。
なので、低刺激のもので優しく洗い、そしてよく洗い流しましょう!
この辺は人間のシャンプーと同じで、
「すすげたかな」と思っても暫くはお湯をかけて、
完全にシャンプーを落としきることが大切です。
特にリンスをつけた時は毛がサラサラになるので、
なんとなく、すすぎは少なめにしたくなりますが、
意識して長めにシャワーをかけましょう。
掃除でノミ・ダニから愛犬を守る
うちは去年マンションから戸建てに引っ越したのですが、
戸建てになってしばらくすると、くーに1匹ノミがいることが発覚しました。
この時は特に痒がる様子もなく、
たまたまトリミングに連れて行った時にトリマーさんが
ピョンピョン跳ねているノミを1匹発見してくれました。
くーが通っているトリミングサロンは、
動物病院の昼休みにサロンをされているような、病院と一体型のサロンですので、
すぐに先生がくーの全身をチェックしてくれました。
幸い皮膚の異常は見られませんでした。
ノミが付いたのは初めてのことで、その時は非常にショックを受けたのですが、
「とにかく念入りに掃除をするしかない」ということを教わりました。
獣医さんに「ホコリのあるところはノミはいると思ったほうがいい」と言われ、
くーがよく歩くルートを中心に、部屋の隅っこを重点的に掃除機をかけ
(そのノミ騒ぎで、自宅の掃除機をダイソンに買い換えたくらいです^^;)、
布団やソファーのダニ取りも徹底的に行いました。
それから継続して、くーにはノミ・ダニの駆除剤も飲ませました。
そのおかげか、その後は1回もノミ・ダニに噛まれていないのですが、
でも一軒家の1階で虫も多いので、できるだけマメに掃除することを心がけています。
ドッグフードに含まれるアレルギーになりやすい成分を知る
- 小麦
- とうもろこし
- 牛肉
- 乳製品
- 鶏肉
- たまご
- 防腐剤、酸化防止剤、着色料などの添加物
しかしここで注意をしておかなければならないことは、
鶏肉のフードでアレルギーがでたからといって、一概に鶏アレルギーとは言えないということです。
私たちは、鶏肉のドッグフードを食べてアレルギーの様子がでると、
「鶏肉を除去しなくちゃ」と思いがちですが、
実際には、ドッグフードに含まれている添加物や、中身の分からない◯◯ミート
副産物、肉骨粉が原因でアレルギー症状が出ているかもしれないのです。
私が調べた限りでは、むしろこっちの方が多いように感じています。
安いドッグフードは、原材料が書かれていますが、
実際にはミンチにされたり粉状にされていて、もともとの原材料がかなり分からなくなってきているからです。
添加物に関しても、私はかなり要注意と考えています。
「人工的な添加物を入れなければ、ここまでアレルギーの子は出ない」
と書いてある本も読んだことがあります。
参考:【コレだけは覚えて!】ドッグフードに入っている危険な添加物の名称。
もちろん、ワンちゃんごとに個体差がありますから、
同じものを食べてもアレルギーになる子とならない子に分かれますが、
それでも体にとって安全なものを食べていたほうが良いのは、言うまでもありません。
上に書いたパグちゃんのように、アレルギーの検査をして
原因を調べそれを除去して食べさせるのも1つの方法と書きましたが、
それ以上に、どんなものでも食べられるように、アレルギー自体を治すことの方が
大切ではありませんか?
そのためには、体質改善です。
今までワンちゃんの体に入ってしまった悪い物質を完全に排出するのは
正直困難かと思いますが、これからは安全で体に良いものを食べさせていくことです。
アレルギーの時でも与えやすいドッグフードとは?
では具体的に何を食べていけばいいの?ということですが、
こちらのランキングで紹介しているカナガンは、
アレルギーの子にもおすすめのドッグフードです。
というのは、カナガンは、動物性たんぱく質がチキンのみだからです。
市販で売られているドッグフードには
「動物性油脂」と書かれたドッグフードが売られています。
が、それらは何の動物の油なのか分かりません。
そのため、何が原因でアレルギーを引き起こしているか原因を特定し難いです。
カナガンは主原料でチキンを使い、油も鶏脂。
つまり、チキンのみなのです。
小麦やトウモロコシなどの穀物も使っていませんし、人工添加物も使われていないので、
本当に純粋にチキンがNGという子でない限り、安心して食べさせてあげられます。
カナガンの成分についてはコチラの記事にまとめました。
参考:【レビュー】カナガンはトイプードルに適している! 成分とおすすめ度
ちなみにうちのくーの場合は・・・
うちのくーはアレルギー検査はしていません。
足をガジガジする様子があって、何回も動物病院の先生に聞いたのですが、
(ちなみに今の動物病院ではなく、引っ越す前の田舎の動物病院です)
あまり酷い引っかき傷もなかったので、緊急性はないと思われたのかもしれません。
アレルギー検査ができるということも知らなかったので、
こちらの方から「検査してください」ということもありませんでした・・・
(今考えると、ダメダメ飼い主です・・・(-"-;A)
そして、くーの場合は、ドッグフードをカナガンに変えてピタリと治まりました。
なぜアレルギー検査をしなかったのに、穀物がアレルギー源だと思うのかというと、
穀物不使用のドッグフードを食べさせたのは、
カナガンが初めてだったからです。
当時の私は、今ほど知識もなかったのですが、
まずドッグフードを変えてみました。
結果的にそれが正解でした。
でも、ちゃんと良いアレルギーを考えているドッグフードに変えないと、
「銘柄違うけど、実は中身ほとんど一緒じゃん!」ということにもなりかねません。
また、ドッグフードを変えた場合には、
すぐに良い方に変化がでないこともありますので、ある程度使い続ける必要があります。
人間の一生に比べて犬の一生は、6分の1程度ですから、
それでもだいたい1ヶ月〜3ヶ月くらい続けると、明らかな違いが出てくるようです。
うちもちょうど1袋食べきる頃に、
「そういえば、足をガジガジしていないなぁ」と気が付きました。
でも逆にドッグフードを変えて、症状が悪化するときももあります。
そういう時は、使い続けることはせず、
すぐに元のドッグフードにもどしてください。
本当は、手作りフードが愛情と手間暇をかけていて、個人的には微笑ましいと思うのですが、
アレルギーの原因を特定して判断するためには、
毎回何をどれくらい使用したのかをデータにしておかないと判断できません。
それに、いくら私たち飼い主が栄養を考えてフードを手作りしたとしても、
プロではない以上、プロが本気で作った良質なドッグフードの栄養バランスには到底かないません。
なので、無理せず良質なドッグフードを与え、
特別な時に手作りフードというのが、ストレスのない方法だと感じています゚+.(o´∪`o)゚+.゚