トイプードルに食べさせるドッグフードが知りたい!
どのドッグフードを食べさせたらいいか、悩んでいませんか?
私はトイプードル歴12年の、くーmamaといいます。
私が一人の愛犬家としてこのサイトを立ち上げたのは、2016年4月。
当時は、グレインフリーのドッグフードが主流でした。
「穀物を食べさせるのは悪」そんな風潮さえありました。
しかし!
グレインフリードッグフード一択の時代は、完全に終わりました!!!
2019年現在「グレインフリードッグフードを選んでおけば大丈夫」と高らかに主張している人がいたら、ちょっと知識が足りない可能性があります。
現在、海外においてグレインフリー主流のひずみが生じ始めてきているのは知っていますか?
2018年7月に、アメリカの政府機関FDA(アメリカ食品医薬品局)から、「グレインフリーフードが心臓疾患の原因となる可能性がある」というニュースが発表されました。
ニュースを詳しく読みたい方は、下記をタップしてご覧ください。
とても長くて小難しいので、たたんであります^^;
犬は、確かに穀物を消化することが苦手です。
しかしグレインフリードッグフードの中には、穀物を入れないかわりにじゃがいもなどのイモ類・豆類が主原料として使われていて、炭水化物の量が多くなっているものがあったということです。
マメ科植物やじゃがいもと、今回の症例がどのように関連しているかはまだ分かっていないようですが、今まで常識だったグレインフリードッグフードへの「ちょっと待った!」という警告なのは間違いありません。
私はこのニュースを知ってとてもびっくりしました。
そして「近い将来、日本でも同じことが起きるかもしれない」と危機感を覚えました。
今回のことで分かったことは、「マメ科やじゃがいもが入っているドッグフードを避けよう」という単純なことではありません。
『その時に良いとされるものを選んでも、あとからそれがひっくり返ることがある』ということです。
ドッグフードはどんなに良質だと言われているものでも、今回のようなことやリコールなどがあります。
なので、極力リスクを分散させる必要があると考えます。
つまり、ドッグフードは1種類を食べ続けるのではなく、ローテーションさせた方がよいということです。
ドッグフードというのは、メーカーごとにかなり主張が異なっていると思いませんか?
- 『犬は肉食だから穀物は全く必要ない』
- 『犬は人間と生活していく中で、雑食になった』
- 『犬はもともとの狼だった頃の食事をするべきだ』
- 『たんぱく質が多い方がよいフードだ』
- 『たんぱく質が多すぎると、体に負担がかかる』
- 『人間と生活していく中で雑食になったから、人間と同じ3大栄養素の割合にすべきだ』
- 『犬に穀物を与えると、負担がかかる』
- 『少量の穀物は、犬にとってメリットがある』
それぞれのドッグフードメーカーがそれぞれの主張をし、そしてその主張のもとにドッグフードを製造しています。
もちろんドッグフードを作る際の基準はあります。
AFFCOや総合栄養食の基準ですね。
しかしAFFCOや総合栄養食の基準というのは、最低ラインの数値を示しているだけなのでかなり幅があります。
その証拠に1袋4,000円以上するプレミアムフードも、1袋398円で売られているドッグフードも同じ「総合栄養食」という表示なんです。
でもこの2つのドッグフードの中身や品質が、同じでは無いというのは誰もが分かることです。

メーカーごとに主張していることが異なったら、わたしたち飼い主はいったい何を信じたらいいの?
メーカーごとに主張が異なっているから、どのドッグフードを選べばいいか分からなくなり、何年もフードジプシーする飼い主さんが出てくるのです。
かつての私もそうでした。
成分表を見比べて良いと思ったものを選んでも、「このドッグフードで本当に大丈夫かなぁ?」と不安になっていました。
でもだいぶ知識がついた今思うことは、そんなに難しく考えなくても大丈夫ということ。
さきほどの話のように、その時良いと言われていたドッグフードでも、同じものをずっと食べ続けることはリスクなんです!
だからベースとなるドッグフードは決めたとしても、あとは主原料や原材料が異なるものをローテーションしていきましょう!
それが何かあった時のリスクを最小限に減らす、唯一の方法です!

そして現在我が家のくーは、年齢を聞かれて驚かれるほど元気いっぱいにシニア生活送っています^^
トイプードルへのドッグフードの選び方
1 危険な添加物が使われていないものを選ぶ
2 ヒューマングレードの原材料が使われているものを選ぶ
3 主原料が肉か魚になっているものを選ぶ(主原料が穀物はNG)
よく聞くことですが、まずこの3点は最も大切です。
「よいと言われているものでも後からひっくり返ることはある」といっても、危険な添加物が入っているものや4Dミートを使っているような粗悪な原材料のドッグフードが、将来的に良いドッグフードと見直されることは、まずありません!
なので添加物と原材料の質は、絶対に確認してください。
では順番に解説していきます!
1 危険な添加物が使われていないものを選ぶ
ドッグフードは、基本的に添加物が使われています。
添加物が使われているから、ドライフードは長期保存が可能なのです。
しかしドッグフードで使われている添加物の中には、長期間摂取するとワンちゃんの健康を脅かす可能性がある添加物があります。
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ドッグフードに入っている危険な添加物は、ずばりコレだ!
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まずは健康を害する可能性がある添加物は、避けるようにしてください。
そして添加物は、合成添加物ではなく天然由来の添加物が使われているドッグフードを選ぶようにします。
2 ヒューマングレードの原材料が使われているものを選ぶ
ドッグフードには、人間が食べられるランク(ヒューマングレードといいます)の原材料を使っているものや、ペット用の原材料を使っているもの、4Dミートといった人間が食べられない部位を使って作られているなど様々な原材料のものがあります。
その中で一番良いのはもちろん、人間が食べられるランク(ヒューマングレード)の原材料を使っているドッグフードです。
人間が食べられない捨てる部位を使って作られている4Dミートのドッグフードは、絶対に避けるようにしましょう!
3 主原料が肉か魚になっているものを選ぶ(主原料が穀物はNG)
ホームセンターなどで市販されているドッグフードは、主原料が穀物になっているものが多いです。
そのようなドッグフードは、国産表示になっていることが多く安全だと勘違いしやすいのですが、ホームセンターなどで市販されている国産ドッグフードは最後の袋詰を日本で行っているだけです。
原材料が国産というわけではないので、気をつけてください。
先程も書いたように、犬は穀物を消化することが苦手なので、主原料が穀物ではいけません。
必ず、主原料は肉か魚になっているものを選びましょう。
また原材料の下の方に穀物が記載されていたり、雑穀などの栄養価が高いものなら特に気にしなくてOKと思います。
アレルギー性が高い穀物は、とうもろこしと小麦なので、この2つは避けるようにしてください。
トイプードルへのドッグフード選びで考慮したいこと
関節への応援成分が入っているとベター
トイプードルなどの小型犬は、生まれつき関節が弱いことがあります。
膝蓋骨脱臼は小型犬の代表的な病気で、トイプードルも発症しやすいため、日頃から積極的に予防していくといいです。
ドッグフードの他にサプリメントを飲ませてもよいのですが、できればドッグフードにグルコサミンやコンドロイチンが入っているものを選べば手軽にすみます。
必ず入っていなければいけないというわけではないのですが、私はドッグフード選びで悩んだら、グルコサミンやコンドロイチンが配合されている方を選んでいます。
その他、こんなドッグフードが良いフードです
- 高タンパク、低炭水化物
- 高温加工していないドッグフード
一般的に高タンパク、低炭水化物が良いと言われていますが、たんぱく質は多いければ多いほど良いというわけではありません。
その子にとってたんぱく質が多すぎると、臓器に負担がかかるからです。
例えばオリジンは高温加工せずにドライフードを作っている素晴らしいドッグフードですが、野生の頃の食事を再現しているというコンセプトのため、たんぱく質が38%ととても多いのが特徴です。
日本でも室外犬や大型犬には良いかもしれませんが、トイプードルのような散歩が少ない室内犬には、たんぱく質が多すぎる可能性があります。
たんぱく質が多すぎると、臓器に負担がかかるだけでなく涙やけの原因にもなります。
愛犬のライフスタイルに合わせて、適切なドッグフードを選んでいきましょう!